清航館にハチの巣が! ただいま駆除作業中です🐝

清航館にハチの巣が! ただいま駆除作業中です🐝

 

みなさんこんにちは。10月から新たに中之作プロジェクトの職員として働かせていただくこととなった久保田 貴大(くぼた たかひろ)と申します。これから中之作プロジェクトのイベント運営や広報など、幅広くお手伝いさせていただきます。よろしくお願いします!

 

 

僕がいわき市に来たのは今年の4月。小名浜でローカルアクティビストとして活動されている、小松理虔さんのアシスタントとして長野県安曇野市からやってきました。まだいわきに来て半年という超ビギナーではありますが、「ヨソモノ」としてこの地域と関わって楽しくやっていければと思います。

 

さて、今月からさっそく中之作港を望む豊田設計事務所で働いているのですが、僕が来たからなのか…? ハチの姿をよく目にするように…しかも、それなりに大きなスズメバチです。どうやら事務所のお隣、清航館の屋根裏に巣を作っているようです。

 

 

人がたくさん集う場所ということもあり、このまま放っておいては危険! ということで、中之作のお隣、江名地区に住んでいらっしゃる吉原さんに駆除をお願いしました。

 

 

吉原さんは江名地区まちづくり協議会の事務局長という顔を持つ一方で、クマやハチといった害獣・害虫を駆除するハンターでもあるというパワフルなおじいちゃん。軽トラで清航館に駆け付けるやいなや、防護服と防毒マスクを着装し、準備万端です。

吉原さんによると、駆除の作戦はこんな感じ。まず、殺虫剤をハチが出入りする穴に吹き付け、ハチに毒を吸い込ませます。その後、毒が回ってハチが弱ってきたところで、穴を粘土でふさぎ、エサの供給源を断ち、全滅に追い込むというものだそう。ちなみに穴をふさぐ粘土はこれ。

 

 

ちょっと画像がボケてしまいましたが、幼稚園生が工作に使うものと同じ油粘土です。なんともかわいらしい。さて、ハチに刺されないようにすこし距離をおいて、吉原さんが駆除する様子を見守ります。

 

 

「シュー」っという音が響くと同時に驚いたハチが巣の中から一斉に出てきました。それをものともせず冷静に巣穴に殺虫剤を吹き込む吉原さん。さすが、熟練の技の持ち主といった風貌です。

 

 

吉原さんによると、ハチが出入りしていた清航館の軒裏には、改修以前の屋根の部分と、改修時に上乗せした新しい屋根の間に小さな隙間があり、そこからハチが出入りしているようだとのこと。その隙間から清航館の屋根裏に入ったハチは、通気を保つために外壁と内壁の間に設けられた空気の通り道などに巣を作っているのではないかということでした。人間が快適に過ごすために設けた構造がハチにとっても快適になってしまったようです。この日はひとまず殺虫剤を吹き付ける作業で中断し、のちほど様子を見て巣穴を埋める作業をするとのこと。いやーしかし、近所にこうやって面倒を見てくれる頼もしい方がいるとありがたいですね。吉原さん、今後ともよろしくおねがいします!

<中之作プロジェクトスタッフ・久保田>

※まだ完全にハチを駆除できておりませんので、清航館を利用される方はくれぐれもご注意ください。

 



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