月見亭の畑に冬野菜を植えました!

月見亭の畑に冬野菜を植えました!

 

こんにちは。中之作プロジェクトスタッフの久保田です。

 

先週から今週にかけて、月見亭の畑に冬野菜を新たに植えました。今年の春、野菜の苗を植えたものの、みごとにすべてイノシシに荒らされてしまい、その後放置状態となっていたいましたが、地道に作業を進め、なんとか苗の植え付けまで終わらせることができました。

 

まずは手が入る前の畑の姿をご覧ください。

 

 

なんともいい塩梅で荒れていますね。春に植えたニンジンやサツマイモ、シソなどと一緒に雑草が生えそろっています。ある意味多様性がある畑です。

こちらの畑の草を一本一本手で摘み取っていきました。

作業後の画像がこちら。

 

 

すっきり。本当にすっきりしました。茶色い土壌が姿を表し、「畑」という感じです。

 

 

草取りのあとは耕運機もかけました。初めて使ったマキタの電動耕運機、正直最初は「電気で土なんて耕せるのか?」と半信半疑でしたが、使ってみるとめちゃくちゃパワフル。月見亭の畑は急坂にあるので、ガソリンエンジンの耕運機では燃料の持ち運びも一苦労となってしまうので、電池式の耕運機はとっても助かる存在ですね。

 

さて、そんなわけでとりあえず草取りが終わった畑ですが、ここに苗を植えるためには肥料が必要です。特に重要になるのが畑の中の微生物の餌となる米ぬか。コイン精米機にある米ぬかボックスで無料で手に入れることができるのですが、これがなかなか見つからない。Google マップにはほとんど位置情報が掲載されていないので自力で探すしかありません。しかも結構な高確率で米ぬかボックスの中身が空っぽなんていうことも…

豊田さんに近隣のコイン精米機のありかを聞いてみたところ、中之作郵便局の隣と、神白にあるという情報をキャッチしたので早速行ってみます。

まず一つ目の郵便局の隣の精米機。こちらはすぐに見つけることができましたが、米ぬかボックスの中にはなんとも微妙な量しか入っておらず、全く足りません。

仕方なく2件目の神白の精米機を探します。中之作から車を走らせて15分ほど。ありました。コイン精米機。

 

 

精米機を見つけてこんなにテンションが高くなったことは生まれて初めて。しかもこちらの精米機、左に写っているタンクの中に大量の米ぬかが入っていました。

 

 

車に積んだらこんな感じに。これだけあれば申し分ありません。

 

この米ぬかを持って早速畑に向かいます。

 

 

今回はアクアマリンふくしまの緑地管理もしている寺澤亜彩加さんに指導をお願いし、土づくりを進めました。

まずはスコップで深いところから土を掘り返し、土に空気を含ませるとともに柔らかく解します。その後、牡蠣ガラ石灰、牛糞、培養土、そして米ぬかの順に肥料をまぶし、土と混ぜていきます。最後に畝を作って苗を植える準備が完成。

今回は玉ねぎ×2畝、白菜×1畝、キャベツ×1畝、そして大根×1畝の計5畝を作ります。

作業をしているとだんだん日が落ちていき、すべてを植え終わった頃にはもう真っ暗に…それでも北側半分の畑を完成させることができました。

今日の朝、水やりに畑に行ってみるとこんな感じに!

 

 

めちゃくちゃいい景色ですね。生命力高めの画像です。パソコンのデスクトップ画面にぜひどうぞ。

 

 

美しい…

ぜひともすくすく育っていただきたいところ。

そして、前回のようにイノシシに荒らされることがないよう、こんな秘密兵器を設置しました。

 

 

何かというと、狼の尿です。アメリカからの輸入品らしく、値段はなんと2980円。尿で稼ぐビジネスがこの世には存在しているらしい。

この尿を畑の周りに仕掛けておくと、イノシシや鹿などは警戒して近寄って来ないんだとか。ものは試しということで設置してみました。

 

 

お弁当の醤油さしの容器にスポイトで尿を入れ、棒にくくりつけるだけ。手間も少なく見た目もかなりスッキリしていてかなり優秀な獣よけのような気がします。あとは本当に効果があるのか、楽しみですね。

 

こんな感じで月見亭の畑は一通りの作業を終えました。今から収穫が楽しみでなりません。

月見亭にいらした際は、ぜひぜひ畑の様子もみていってくださいね。

<中之作プロジェクトスタッフ・久保田>

 

 

 



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